Cherising!!〜Special〜

「きゃっ」

夜中の公園に突然鳴り始める携帯。

やだ、びっくり。

「鳴ってるぞ」

「う、うん」

携帯を開く。

「…郁から」

「え?」

郁がこんな時間に電話なんて…。

どうしよう…。

なんだか出たくない。

「…出ないのか?」

「……」

着信音は鳴り続ける。


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