Cherising!!〜Special〜

1時間ばかり探してようやく、心を見つけた。

街を一望できる、小高い丘の上のベンチに、頬杖をついて座っていた。

「おぅ」

僕がきたのを見つけて、声をかける心。

なんだよ。

お前までそんな顔して。

一瞬、泣いていた楓の姿とだぶり、僕は気が引けてしまいそうだった。

でも。

もうダメなんだ。
ここで確かめなければ…
僕は。


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