Cherising!!〜Special〜

「…楓、本気で恋しちゃったんだねぇ」

「え?」

「相手、聞いても大丈夫ぅ?」

その時、ガチャとドアが開いた。

「お待たせ」

お盆には3コ、紅茶がのっかっていた。

ふわふわと温かそうな湯気が、不思議と哀しい気持ちを和らげてくれる。

3人はちょっと口をつけ、息をはく。


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