Cherising!!〜Special〜

ゆっくり歩いていた足はいつの間にか、早足に変わっていた。


この寒さのせいだ。


楓がずっと待ってたら。

風邪ひきそうなこの寒さが。

俺を微妙に焦らせてたんだ。

だから、俺はすっかりさっきまで悩んでたことを忘れていた。

公園につき、楓の姿を見つけた時、俺はいつものように駆け寄ったんだ。


< 87 / 150 >

この作品をシェア

pagetop