ラストキス 〜運命と言う名の下で〜
母親はみんなに料理を出したりバタバタしていた。

すると親戚のおじさんが、母に言った。

「奥さん、そんなに気を使わなくても〜!」

「いいんですよ〜!私も家族も、それに…あの子も…楽しいんですから!」

僕は皆の楽しそうな顔を見て少しホッとした。

「お〜い!親父さんもこっち来て飲みなよ!」

誰かが親父に声をかけた。
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