ユメクイ蟻




ちょうど2メートルくらいの
間隔で、その子とあたしは向き合って
立ち止った。






『おまえ・・・・!』




『お前が・・・』




ユウという子は半泣きで
ものすごく怒っているようだった。






明らかにあたしに対して







「あの、いったい何が、、、」

何があったんですかと言い切る前に
ユウさんはどなってきた。







『お前のせいでケイ先輩は消えるんだぞ!!』















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