ユメクイ蟻



『消えるってことは
死ぬってことなんだぞ!!』












どういう言葉を言えばいいのか
あたしにはわからなかった。






まばたきできなかった。






目の前の色がどんどん薄くなって
くらくらした。









「ケイさんが・・・?」















『ストップ!ユウしゃべりすぎだ!』

『ジェイさん!離してよ!こいつが!』









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