ユメクイ蟻
日常とケイ
次の日、朝起きると
パソコンと教科書が机の上にあった。
まるで”お返しします”
というようにおいてあった。
「まさか!・・ケイさん?」
ベットから飛び起きて
隣の部屋にノックした。
「ケイさん?
おはようございます」
返事がないよ・・・
答えがなかったので
思い切ってドアをあけた。
「ええ!!なにこれーー!!」
あたしの隣の部屋は
今までは物置化してた。
実家から持ってきた服や
まだダンボールの物もあった。
はずなんだけど。
黒い高そうなベットと
パソコンと
飴色のソファー。。
一晩で見覚えのない部屋に・・・