ユメクイ蟻
そうだよね。
いい話ってそういう事ね。
確かににやけそうな位うれしい。
『さーてと、俺はエプロンしたまま
何マジメな話してんだか』
確かに。
なんかおかしいよジェイさん。
「まって!確かケイさんも・・・?」
『あぁ~そうだね~アイツ
あのカッコのまま行かせちゃったよ』
「ぷっ」
そのとき玄関のドアが開いた
ちょうどケイさんが帰ってきたみたい。
その姿はやはり
Yシャツにネクタイ、エプロンだった。
ジェイさんは指差して笑った。
『モモちゃん見て~♪
やっぱりエプロンだよ!
わははは』
「ふふふ。ホントだー」
『????』
ケイさんだけが首をかしげて
不思議そうにしていた。