ユメクイ蟻
『ハイえーと、こちらモモサンのパソコンと教科書と今日の服、
僕が昨夜没収させていただきました。
つきましては今日は僕に付き合って頂きます。』
その謎の男性はメモのようなものを
黒ぶちメガネを直しながら見てた。
メガネにスーツだし、先生とかなんかかな??
「あの、あなたは先生か指導員なんですか?」
『僕ですか?』
「はい。。先生ですか?」
『ああ、やっと質問してくれましたね。
ふふっ先生ではありませんよ。』
なんだかカワイイ顔するんだな。
『おっと失礼、自己紹介しましょう。
僕はケイといいます。こえからどうぞよろしく』
「あ、よろしく。小柳桃です」
二人でペコペコと頭を下げあった。