ドキドキの恋人 ー不倫ってときめくー
いつものように仕事が終わり、いつものようにロッカールームで着替え、いつものように帰路についた。



「よっ!」


背後から声がした。


「……?」

「今、帰りか?」

「……渡邊部長!?」

「ナンだよ、その顔。嫌なものでも見たような…。」

「……だって……。」

「俺の噂、聞いたのか?」

「はい…。」


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