未熟者
部室に入るともう一人の部活仲間の早川 夏希がせっせと勉強していた。
『あれ?今日部活行くの??』
『う〜ん…悩んでるんだよ。夏希は?』
『私は行かないよ。これ終わったら帰って寝る!』
『そっかぁ…』
私がまた悩んでると、すかさず
『せっかく行っても先輩いなかったら意味なしって感じ??』と突っ込まれた。
『えっそんなんじゃないけど…』と苦笑いする私に夏希はそれ以上何も言わなかった。
夏紀はそういう子だった。竹を割ったような性格でほんとに潔い。そういう意味ではウジウジ悩んでる私とはこれまた正反対な感じ…
夏希に言われる言葉はたまに胸にささる事がある。なんだか嘘くさい私を暴いているように…
『あれ?今日部活行くの??』
『う〜ん…悩んでるんだよ。夏希は?』
『私は行かないよ。これ終わったら帰って寝る!』
『そっかぁ…』
私がまた悩んでると、すかさず
『せっかく行っても先輩いなかったら意味なしって感じ??』と突っ込まれた。
『えっそんなんじゃないけど…』と苦笑いする私に夏希はそれ以上何も言わなかった。
夏紀はそういう子だった。竹を割ったような性格でほんとに潔い。そういう意味ではウジウジ悩んでる私とはこれまた正反対な感じ…
夏希に言われる言葉はたまに胸にささる事がある。なんだか嘘くさい私を暴いているように…