俺、天使☆
家に着いた涼は、仔猫をシャワーした。
タオルとドライヤーで乾かされた仔猫は、随分スッキリした顔をしてた。
「メシ、これでいいかな?」
涼はまさしく『ねこまんま』な鰹節の掛かったご飯を持ってきた。
仔猫は美味しそうにがっつく。
「お前、腹減ってたんだな。」
「ニャ~」
えぇヤツやん。
猫には。
「お前、名前何にする?」
「ニャー?」
「くるみ。」
「ニャーォ」
はぁ!?
ほぉ!?
お前もくるみのこと、好きなんや!