君の笑顔の傍に居させて
≪見えない壁≫
俺はあれから毎日、バスケの朝練に付き合い、午後の水泳の自主練後にも顔を出し、夜は砂浜で他愛ない話をするのが日課になっていた。
美雪の反応は様々だった。
さすがに無視する事は無くなったけど、時々、冷たく突き放すような態度を取ったりもした。
でも。
俺がふざけた事を言ったり動じないでいると、自然と和んで普通に会話してた。