君の笑顔の傍に居させて

「……あのね、涼」



「ん?」

俺は少し首を傾げて、そう訊いた。



すると、美雪は言った。




「僚二……三田僚二、って……知ってる?」




……。




「えっ?」

……僚、二……?



一瞬、頭の中が真っ白になる。



< 186 / 379 >

この作品をシェア

pagetop