君の笑顔の傍に居させて

「涼。おまえ、日中、美雪ちゃんに会えたんだろ?」

「ああ」

「なんかあったのか?」



俊夫の言葉に、考えないようにしていた事を、思い出してしまった。



でも。

次に俊夫は、意外な事を言った。



「あのジャケット、おまえのだろ?」



……えっ? ジャケット?

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