君の笑顔の傍に居させて

「美雪っ!」

ほっとくとそのまま海に飛び込みそうで、俺は叫んだ。



すると、美雪が振り返りながら、言った。



「僚二?」



……。

そうだな……。

俺の声は、僚二と似ている。


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