君の笑顔の傍に居させて

1週間もしたら、学校が始まる。

そうすれば、美雪とまた会える。



今は、祥が心配だ。

俺は自分の荷物を持って、合宿所の事務室に居る俊夫の所へ行った。



「俊夫、悪い、俺、帰る」

「えっ? おい、どうしたんだ、急に?」

怪訝そうな俊夫。

< 275 / 379 >

この作品をシェア

pagetop