君の笑顔の傍に居させて

「東野」

俺が考えてると、北野先生が美雪を呼んだ。



「はい」

「今日は厄日だな」

「私もそう思います」

「今日は特別に」

「帰っていい?!」

北野先生は出席簿で、美雪の頭を軽く叩いた。


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