君の笑顔の傍に居させて

そりゃそうだ。
海で会っていた時の俺は、北野先生が話していた高校時代の悪ガキモードに近かった。

『教師』と言うより、『生徒』が合ってるかもしれない。



俺はそう思ってたけど。



「ううん。おかしくは無い」

美雪は真面目な顔して、キッパリそう言った。

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