君の笑顔の傍に居させて

「あのさ……少しドライブしてもいいか?」

もう既にドライブをしている状況ではあったけど、一応確認してみると、美雪は無言で頷いた。



再び車内に沈黙が続いた。



美雪は相変わらず、泣き止まない。

美雪の涙は見たくないのに、俺が原因じゃどうしようもない。


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