君の笑顔の傍に居させて

俊夫は察したようだった。

俺は苦笑いする。



美雪はちゃんと分かっている。

俺達の関係は秘密でなければいけない。

美雪はきっと、友達にも言えずに苦しくなるかもしれない。



だから。

誰でも言いから、俺達の事で美雪が話を出来る相手がいた方がいいかな……と思ったんだ。



それには俊夫が丁度良かった。

< 370 / 379 >

この作品をシェア

pagetop