君の笑顔の傍に居させて

「こいつ、ガキだから苦労すると思うけど、悪さしたら俺に報告して? 調教の仕方、教えてやるから」

「おーい、俺って何物だぁー」

「はいっ! ありがとうございます」



俊夫にツッコミ入れた俺のセリフをサラッと流して、美雪は嬉しそうに返事した。



まぁ、いいや。

美雪が笑ってるから。



あっ、そう言えば。

俺は俊夫を見た。


< 371 / 379 >

この作品をシェア

pagetop