君の笑顔の傍に居させて
高校時代に付き合った涼子は幼なじみで、俺は涼子もただの幼なじみとしか見てないと思ってた。
でも、クラスメートに俺達の仲をからかわれ、それがあんまりしつこくて……。
涼子が逆切れした。
『好きだけど、何が悪いの?! 付き合ってるって言えば、納得する訳?!』って。
半泣きで言ってるのを見て、初めてあいつの気持ちを知って、“守ってやりたい”……って思った。
──最初は、それが恋だと思ってた。