君の笑顔の傍に居させて
「それより、おまえの方こそ、どうだったんだよ。こんな時間にここへ来る位だから、何か話したいんじゃないのか?」
俊夫は少し首を傾げた。
今は夜中の3時。
美雪と別れた後、一旦は俊夫の部屋へ戻り、寝ようかと思ったけど、全然寝付けなかった。
合宿所の当直室には仮眠用のベッドもあったけど、当直の日には俊夫は仮眠せずに一晩起きてるのを知ってたので、俺は部屋を出て俊夫の所へ来た。
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