君の笑顔の傍に居させて

「バカな子ほど、かわいい……ってやつ」

「おーい、一言余計だぞぉっ」

「まぁまぁ。おまえさ、アピール出来るのって、バスケ位なんだから、彼女の朝練に付き合ってやれば?」


ん?


「朝練って、誰かとやってるんじゃないのか?」

「いや、1人だぞ。初日だけ何人か一緒だったみたいだけど、朝早くて付き合わせると自分が気を遣うから1人でいい、って断ったらしい」

「ふ〜ん」

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