君の笑顔の傍に居させて
意味は通じてるらしい。
そこまでウケるとは思わなかったけど……楽しそうに美雪が笑ってるから、俺も自然と笑ってしまう。
美雪は笑いながらボールを1つカゴから取り、多分、無意識に……と言うより、身長差の関係で自然にそうなってるんだろうけど……上目遣いでニコニコ笑いながら言った。
「涼さん、バスケやってるの?」
ドキン ドキン ドキン……
うわっ、その表情とタメ口。
可愛いやら、嬉しいやらで……俺の心臓、バクバクし過ぎだろう。