コノミチ★２★【続編】

「担任誰だろうねー」


結構重要だ・・・・


顔ぶれはかなり楽しくなりそうだけど


担任がめっちゃ暗い陰険な教師とかだと


一気にもり下がるし



「ほらー、もうチャイムなってるぞー」

後ろから響く先生の声

・・・・コーン


その先生の声と聞こえて来た微かなチャイムで


騒いでた生徒はみんな廊下から教室へ



クラス名簿が廊下にあるのも問題だけど・・・・


ガタガタ・・・・と急いで教室に入って行く私たち


「ねえねえ、岡先生、1組の名簿持ってたよ」


まどかが耳打ちしてきた

「まじでっ？」

そう、さっき注意してた先生


学校１人気の　岡　裕介（おか　ゆうすけ）　２７歳・・・

年齢はどーでもいいけど・・・

格好よくて教え方も上手くて、クラスの雰囲気作りも上手い人気の先生


「うそー！やったね！！！」


話していると、歩くのが早いのか、数１０メートル先にいたはずの先生が

私たちのすぐ後ろまできていた


「ほらー、金岡さんに大沢さん、早く入らないと遅刻にするぞー」


「ごめんなさーい！（＾＾）」


もう名前覚えてるんだ・・


今までうちの学年は岡先生に当ったことはない・・・・

私たちの事も全く知らない筈だ



初めて会う先生だから不安もあったけどね、だけどそんな先生に好感がもてた