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「熱があったみたいなんだ大人してろだって」

「でも私帰らなきゃ」

「それは平気先生が生徒会長室で泊まっていけだって」

気のせいか弘が少しだけ笑っている気がする

「じゃあバイバイ」

弘に手を振ると弘は首をかしげた

「何言ってんの?俺も泊まるんだよ」

は?

「何で?帰っていいよ」

「駄目先生に言われたんだよ未涙の看病お願いって」

やだよ…無理

「歩けるか?」

首を横にふった
弘は「掴まってろよ」と言い私ん持ち上げた

「降ろして恥ずかしいよ」

お姫さまだっこなんて初めてだよ…

「落ちるぞ」

落ちるの言葉に抵抗を止め弘の首に手を回した

早く生徒会長室に着けばいいのに
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