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弘は私を自分の方へ引いた

ギュウと抱きしめられて心臓の音は速さを増す

「弘…怖い」

私は弘の背中に手を回して胸元に顔を近づけた

鍵を閉めていたため中には入ってこれない

でも…それでも怖かった

「うぅ…ひろぉ…」

怖くて涙がでた

私本当に泣き虫だな

自分でわかっていても涙が止まらない

「泣くなよ…」

弘は優しい声で呟いて親指で私の涙を拭いた

そしてもう一度抱きしめ直した
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