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ぎゅうと目を瞑り早く終われと祈っていた

しばらくすると足音が小さくなった

電気をつけてドアを開け辺りを見回した

でも誰もいなかった

私は弘の腕を握りぴったり寄り添った

ドアを閉め鍵をかけた

「怖かったよ~」

足の力が抜けてその場に座り込んだ

「お前熱下がらないかもな…こんなにドキドキし続けていると」

確かに学校にいるとドキドキばかりしている気がする
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