謝罪人 Kyouko
しかし、客から、もめ事の仲裁役として感謝されることに悪い気持ちはしなかった。

やがて、恭子の仕事も軌道にのり収入も増えて生活の方も安定した。

そうなると、謝罪人の仕事もいい職業だと思えた。
謝罪人の仕事は、自分の天職とさえ思えるようになった。

謝罪人の仕事を始めて三ヶ月が過ぎた。

この頃の恭子は、もっと大きな仕事をしてみたいという意欲が芽生えていた。

そんな時、恭子は大きな仕事の依頼を受ける。





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