君のアイス
「ったく。琥珀どんだけ食べれば気がすむの!?」

「さーねー・・・限界までやってみようか!!」

「やめて!地球上の食べ物がなくなる!」

「なっ!失礼な。私そんな食べないし」

「嘘つけー!」


地球上なんて大げさな

日本中と言いなさい


まぁ冗談はさておき

私と沙里がそんなやりとりをしながら

歩いていたら

向こうから男の子がアイスをたべながらこっちへむかって来た


「・・・・・・・」

「うわぁ!何そのターゲット捕獲!みたいな目は!」

「だってあのアイス美味しそうじゃん」

「いやぁ!人様のものにまで手をだすなんて!」

「まだだしてないじゃん!」


でもあれ美味しそうだなー・・・・

あれ?あの男の人こっちみてる・・・・

って・・・


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