ロボットの見る夢
そこには小さくなって震える結恵が居た。

「紺野さん・・・」

「あ・・・米沢くん・・・

どうしよう・・・お母さんが、知らない人に

連れて行かれちゃって・・・」

「オレん家も同じだ。

俺のおやじと、紺野さんのお母さんと、

元同僚だから襲われたんだよ」

俺は事態を簡単に説明した。

「え・・・そうだったの?」
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