ロボットの見る夢
「じゃあ、お母さんが狙われたのは・・・」

「博士の頭脳が欲しいんだ。

そしてうちの親父・・・じゃなかった、

俺の世話をしてくれているサム博士は

紺野博士の右腕として働いていたから

狙われたんだろう。」

「二人を助けなきゃ・・・」

「それはかなり危険だ。

俺たちが生き延びるのだって、

難しいかもしれない。」

「お願い、一緒に探しに行こうよ」

結恵は涙をこらえて訴えた。
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