ロボットの見る夢
「なぜだ・・・

俺は確かに・・・」

「ヘーワリヨーとか言ったわね、アレックス。

この子は・・・結恵は、爆発物処理能力を

備えているの。

それから、救急処置なんかも出来る。

平和のための、私のかわいい子どもよ。」

「・・・ヨーコ、

俺は、認められたかっただけだ。

ただ、それだけだ。」

「おい、今度は泣き落としかよ。

似合わないよ、あんたには。」

「とにかく、これだけのことになったんだから、

責任はとってもらいますよ、アレックス。」

陽子は強く言いはなった。

そうして、夜が明けた。
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