ロボットの見る夢
その声を遮るように、

吹き抜けの天井の窓ガラスが割れ、

新が降ってきた。

「ほらよっっ!!」

着地も決まって、三人に目を向ける。

「飯、要らないみたいだな。」

「お前、どこから・・・」

「俺を戦闘用に作ったのは、

アレックス、あんただろ。

驚くことはないぜ、標準装備だ。」

そう言って、手のパーツを付け替えた。

強力な電力も流せるが、

今は気絶させるだけで十分だ。

逃げようとしたアレックスに一撃、

すぐに気絶して倒れた。
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