ロボットの見る夢
「つーか、俺もロボットだけど」

「えっ」

急に驚いた祈羅。

同時に博士の旦那さんも驚く。

「もう一台あったのか」

「当時の仲間が持ち出していたらしいの。」

「こいつらか」

「ええ。」

「どうするんだ?」

「学会の仲間に頼んで、

この二人には国外へ退去してもらいます。」

「そうか。ところで、今日は水曜日だが・・・」
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