ロボットの見る夢
「これからのこと?」

「俺たちは学校に戻って良いんだろうか。

そもそも俺はこの人達がいなくなれば、

日本にいられなくなってしまうし。」

「その心配はないわ」

博士は笑顔で答えた。

「私があなたの後ろ盾になる。

あなたは学校へ戻って良いのよ。」

「別に、戻りたくないし・・・。」

「私も、今の学校はあまり好きじゃないの」

結恵の言葉に博士は驚いた。

「どうして・・・」
< 79 / 200 >

この作品をシェア

pagetop