ロボットの見る夢
「みんなで昼食を頂きましょう。」

「はーい」

俺と結恵は、危険地帯を抜けて

村へと戻った。

「ホントニ、カンシャシテルヨ。

コノムラノチョウロウガ、イッテル。」

日本語の話せる青年が通訳してくれた。

並べられた歓迎の料理。

俺たちは何度も、こんな光景を目にした。
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