ロボットの見る夢
「できるのか?修理・・・」

「もちろんっ。誰の娘だと思ってるの?

私はお母さんを超えてみせる。

そして、責任を持って、二人を

メンテナンスさせてもらうから。」

「ありがとう、祈羅」

「いいのよ、家族なんだから。

・・・お母さん、晩婚だったでしょ。

子供は私しか産めなかった。

でも、こんなステキな兄姉を

私にくれたんだよ。

感謝してるんだから。」

「俺も・・・

お前がいないと生きていけないからな。」

「ナニソレ、プロポーズみたい」

「い、妹に手を出すような馬鹿じゃないっ」
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