俺・・・死んじゃった!?
俺が下を向いていると、風が俺に向かって吹いてきた。



シャンプーの良い香りが俺の鼻に入り込んでくる


安心できるような香り。
俺が顔を上げて彼女を見る。


月の光が、暗くて見えなかった彼女の顔を照らした。



大きな目に、特徴的な白い肌。


長い足に、セミロングの髪。


俺は・・・


なぜ気づかなかったのだろう。
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