俺・・・死んじゃった!?
「ねぇ・・・あなたの名前はなんていうの?」



「・・・・・・・」



「ねぇ!!聞いてる?」


「あ・・・ごめん、考えごとしてて。小谷恭平って言うんだ。」


「・・・・・」

「あれ?今度はそっちが沈黙?」


「あ、いや、ちがうの!ちょっとね・・・
そっか・・・小谷君って言うんだ!」


そう言った彼女の笑顔は昔と変わらず、魅力的だった。
< 223 / 302 >

この作品をシェア

pagetop