俺・・・死んじゃった!?
「なんで・・・そんな大事な話なんかを私に・・・?」



「それは・・・」



俺を後押しするかのように、背中に小さな風が吹いた。



「それは・・・あなたが俺の好きな人だから。」



全身が火照っているのがわかる。


体の機能は麻痺して、表情が強ばっているのが自分でもわかった。


もう後戻りはできない。

だけど、俺に後悔はなかった。
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