俺・・・死んじゃった!?
「私、ずっと小谷君を思ってきたから・・・だからすごい嬉しい」



「俺だって!!もう死んでもいいくらい。」



楽しそうに笑う二人。



だけど、それを見て笑えない俺。


なぜなら、この次に彼女が言う言葉を覚えているから。



そして、その言葉は俺を思い出から帰す言葉であると言うこともわかっている。



時間は、刻々と迫っていた。
< 239 / 302 >

この作品をシェア

pagetop