俺・・・死んじゃった!?
「恭平・・・こっちにおいで・・・」


彼は言われたとおり母の元に向かった。


「恭平・・・ママで本当にいいの?」


「ぼくは、大丈夫だよ!母さんを守ってみせるから!」


母は彼を抱きしめた。


強く強く・・・


宝物を抱きしめるように

そして何度も何度も頭をなでていた。
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