地味系に恋

正体がー

次の日、私は学校へむかう途中昨日買いそびれた小説と漫画を買うために本屋に行った

「あーこれだこれ」

よかった売り切れてなくて

あれ人気あってすぐなくなりそうだもんなー

ここで私は大きな失態をおかしてしまった事に気付く

・私はいつも誰かにBL好きだと気付かれないために小さな誰も知らないような本屋で買っている(新刊とかはちゃんとでてる)

・朝だからといって知り合いが誰もいない訳じゃない







どうしよう!!!!

ここでクラスの誰かとかに見つかったら大変な事になる!

『あいつ、あの本買ってたんだぜ~』

『えーきもーいあのカップリングはないよね』

『まじありえなーい』

2番目のやつはあんまりなさそうだけど。まぁでも見つかる前に買わなきゃ!

私はダッシュでレジにむかう

ぽんぽん

「うわあっっっ!!!!!」

誰かに肩をたたかれた

そーっとふりかえると

「よっ」

「ま.......松坂くん......」

なんでこんな時にかぎって!?

「また推理小説買ってんのか?」

「う....うん...いや、今回は違うのを」

「へーそんなんだじゃあ何買うんだ?」

「えー.....と恋愛的な」

まぁ一応恋愛だもんね
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