もしも僕に。

新しい風



『あ、あ‥やだ‥。ひっ‥やめて!や、やだっ‥ヤァァァ!!!』

ハッと目が覚めた。

「はぁ、はぁ‥」

息が切れていて体は汗をかいていたが体をベッドから起こした。

隣には南桜がいない‥。

ゆっくりリビングに行く。

「おはよ!」

南桜の声。
キッチンから顔を覗かせた南桜がいた。


「‥‥‥‥」

「みゆ?どうしたの?」

南桜は手を洗って私の場所まで来た。

「‥‥‥‥」

「怖い夢でも見た?」

その言葉に私はコクンと頷く。

「そっか」

南桜は私の頭をポンポンして「ごはん出来てるよ」と一言。




_
< 70 / 85 >

この作品をシェア

pagetop