【完】ひとつ屋根の下で。
「あー、カップラーメンとかねぇなかな」



非常用になんかあんだろ、と思い、アタシは部屋を出てキッチンに向かい、そして上に引っ付いてる物置みを漁る。



土鍋やらフライパンのある中に何個かシーフード味のカップ麺を発見。



「あった。まあ、一個くらいなら食っていいよな」



アタシは一つ取り出しパッケージを開こうとした。




次の瞬間…………。



ぬっと後ろから腕が伸びて来たかと思うと、アタシのカップ麺を開こうとしてた左手首を掴まれた。
< 11 / 223 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop