桜の下の恋心〜2〜
「ユッ裕!」
「どーした?朝からぼーっとして。」
裕が心配そうに私の顔を覗く。
「ベッ別に何でもないよ!」
「…そっか。」

「ぅん…本当に何にも無いから!」

「…分かったよ。」

私は裕の言葉にばれるんじゃないかとドキドキしていた胸を撫でおろした。
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